つながれば、価値が生まれる。

「社員の満足感の仕組み」という話

常務執行役員・海外営業部長

みなさん、こんにちは。常務執行役員の武石です。
夏もそろそろ終わりに近づいてきました。暑さが少しずつ和らぎ、日はすっかり短くなり、夜にはコオロギの鳴き声が聞こえ始めました。秋が忍び寄ってきています。 「鹿児島紅葉+温泉ツアー」の計画をそろそろ立てはじめたいと思います。興味のある方は、是非ご連絡をください。

今回は、前回の記事で紹介した、「社員はどういう風に満足感を得ているのだろうか」についてのお話です。
経営者や管理者は、目標達成のために、従業員に対してさまざまな施策を打ち出して行きますが、実際は全然従業員に響いていないことがよくあります。
何故でしょうか? 従業員の意欲を高めるには従業員の満足感を高める必要がありそうですが、
どういう仕組みで人は満足を感じるかを知りたいと思いました。

1. マズローの5段階欲求
昔受けた、社員教育の中で「マズローの5段階欲求」というものを学んだことを思い出しました。
皆さんもご存じのことかと思いますが、簡単にまとめると「人間は、下位の欲求が満たされて初めてより高い欲求を求め
最終的に自己実現に向かう」というものです。

欲求のレベルは、以下のように下位層から5段階あります。会社に当てはめるとこんな風になるのでしょうか。
<第1層>生理的欲求:家族がなんとか食べられるだけの給料をもらっている、家が借りて住める
<第2層>安全の欲求:適正な労働条件、安全な労働環境、法令順守
<第3層>社会的欲求:仲間がいる、信頼でき相談できる上司や同僚がいる
<第4層>承認の欲求:仕事で認めてもらえ達成感がある、適正な評価をされている
<第5層>自己実現の欲求:自分の能力を最大限に伸ばして会社の目標達成や、社会貢献したい

まずは、ご飯がちゃんと食べられること。
今日のご飯も食べられない人に会社の目標達成をしようと言っても、そんなことしている場合じゃない!となりますよね。
生きていけるレベルを確保できているか。
それが出来ていれば、安全で適正な職場環境があるか。
それがあれば、自分の居場所が会社にあるか、信頼できる人がいるか。
それがあれば、その中で周りの人に認められ、評価されているか。
これらが満たされて、初めて自分の能力を最大限発揮して、会社のため、社会のために貢献しようと思えるのでしょうね。

2.一人ひとりと向き合うこと
あなたの部下や周りの人たちは、どうですか。不満をもっている人たちにはまず、その不満に合った対処をする必要があります。
「給料が低すぎて生活出来ない!」、「いくら仕事しても自分が正当に評価されていない!」、「上司や経営者が信用できない!」、
「会社が安全をないがしろにしている、ブラックだ!」 など、しょっちゅう聞く言葉ではありませんか?
同時に経営層や管理者もどう対処したらよいか分からず、向き合わないで逃げてしまいがちな言葉でもあります。

あなたの会社や組織の中で、単に会社目標を達成せよ!と尻を叩いても、効果が限定的なことはありませんか?
まずは、一人一人の不満を普段から定期的に聞き取り、欲求の段階毎に適切な対処を、丁寧に説明していくことが大切だと考えています。

ところで、最近よく思うのは、物事を成し遂げるには「順番」があるということ。
あまりに性急に結果だけを求めすぎても、すぐに結果が出るものではありません。
まずは土を耕し、肥料を与え、風雨に耐える支柱を作り、そして毎日心を込めて水遣りや害虫駆除などの世話をする、そうすれば成果はおのずと表れてくるのではないでしょうか。
次回は「成果を求める気持ちと、その準備の大切さ」についてお話をしたいと思います。

これからも最終形になる前の、ぐるぐるしている思いを独白していきますので、気づいたり感じたりしたこと教えてくださいね。
今回もお付き合い頂きありがとうございました。
また次の記事でお会いしましょう。

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