森下彩絵
株式会社ecommit 広報ブランディングチーム
2020年03月19日
みなさまはじめまして。
株式会社ecommit経営戦略部広報ブランディングチームの森下です。
普段はC-LOG編集担当としてライターの皆さんにテーマを渡し、鬼リマインドする日々を過ごしている私ですが、「社内報を1年間書いてみて感じた私の会社愛の変化について書いて!」と、逆にテーマをいただいたので、ちょっと冷や汗をかいています。
現在、エコミットで発行している社内報は、私が学生社員として入社した2018年の夏から毎月発行し続けてきたものです。
社内報をつくり続けた結果、会社愛が上がってエコミットに新卒入社を決めた私ですが、
どう上がっていったのか、なぜ上がったのか。
具体的な経緯を交えて書いてみようと思います。
社内報は、入社して一番初めに任された仕事でした。
エコミットに学生社員として入社したのは2018年の夏で、大学4年生の頃です。
そんな私が最初に任された仕事は、「社内報をつくること」でした。
薩摩川内市に本社を置きながら全国に拠点をもち、従業員数も増加(約120名)し続けているエコミット。
・社内で今、何が起きているのか?
・どんな人たちがいて、どんな想いで働いているのか?
・経営層はどんなビジョンを思い描いているのか?
会社にとっても、スタッフ一人一人にとっても大事な情報を、スタッフ全員に納得いくまで伝えることが難しくなりつつありました。
そこで、横断的に会社の情報や現状を共有しつつ、会社が目指す方向を意識合わせできるようなツールとして、社内報を発行しよう!という流れになったわけです。
それから、コンセプトや内容といった企画立案や、取材・ライティング・デザインなど、発行するまですべてを任せていただき、2018年9月に初号を発行しました。
コンセプトを決めるにあたり、3D企画書をつくりました。
知る、分かる、もっと好きになる。そんな社内報にしたい!
当時作成した企画書を読むと、例えば、こんな言葉たちを並べていました。
・スタッフのモチベーションアップ
・インナーコミュニケーションの促進
・会社ビジョンの浸透
・業務の自分ごと化
もちろん全部大事な目的なのですが、「それっぽい言葉を並べました!」という印象。この時点では「会社として、社内報はこうあるべきだから…」と、どこか他人ごととして捉えていたかもしれません。
そんな状態で(と言いつつ熱量はありましたよ、ちゃんと。笑)初号を発行したあと、ふと考えたことがありまして。
それは、「私はどんな社内報をみんなに届けたいか?」「社内報を通してどう感じてほしいか?」
会社としてこうあるべきだ、とかではなく、私がどうしたいか、何ができるか。
そう考えたときに、社内報への想いがグッと強まった気がします。
会社の何を、どんな風に編集し、伝えるか。
そう考えるだけでとてもワクワクして、社内報づくりや会社のことが自分ごととして捉えられるようになっていきました。(終始ふわっとした話で申し訳ないのですが…)
こうして、「(スタッフだけでなく、自分自身も)会社を知り、理解し、もっと好きになれるような社内報」というコンセプトが自分の中で明確になり、第14号まで毎月発行していきました。
第1号〜14号の表紙
1年間、社内報をつくり続けた私の会社愛はどう変化したのか
そんなこんなで、約1年間、社内報をつくり続けた私。
会社愛、めちゃくちゃ上がりました。
では、なぜ上がったのか。ざっくり2つ挙げると、
①私にとって社内報づくりという業務は、会社のリアルを知るのにぴったりだったから。社風、働く人、事業、理念、ビジョン、目指す未来と現状のギャップもひっくるめて、すべて。
②それらを自分なりに理解し、編集し、伝えようとする中で、会社で起きていることや自分の仕事を自分ごととして捉えられたから。
その上で「やっぱり私はここで働きたい!」と思えたから、大学を卒業し、学生社員を終えてからも、新卒社員としてエコミットで働いています。
大した経験もなかったのですが、「何かを編集し、伝えることが好きで、広報とかやってみたいんです!」という私に、社内報づくりという仕事を与えたくれた会社、根気強く支えてくれた当時の上司、快く取材撮影に協力してくれたスタッフの皆さんに、改めて感謝ですね。
社内報のいま
現在、第17号まで発行している社内報。
実は今、実際に手を動かしてくれているのは私ではなく、宮崎大学4年生の学生社員・榎本さんが編集部員として作成しています。
今まで愛情たっぷりでつくり続けてきた社内報をバトンタッチするのは、もちろん寂しかったのですが…笑
自分ではない誰かが切り取ったエコミットを通し、さらに会社愛が深まりそうな今日この頃です。
この記事を書いたライター
株式会社ecommit
ブランド戦略部 広報ブランディングスタッフ
森下彩絵
1997年鹿児島県屋久島生まれ。高校まで屋久島で育ち、鹿児島で大学生活を送る。学生時代は鹿児島で働く社会人を紹介する冊子の制作などに取り組む。2018年7月に学生社員として株式会社ecommitに入社。2018年3月に大学を卒業し、現在は新卒社員としてブランド戦略部で広報ブランディングを担当している。C-LOG編集部員でもあり、ライターの皆さんから記事をもらうため、今日も鬼リマインドに励む。