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始めて本気でインターンを受け入れて感じた3つの手応え

吉留大輔
株式会社ecommit 国内営業部サブマネージャー

2019年11月22日

インターンシップ新卒採用

自分たちの意識を変えることから始めたインターン受け入れ

 今回、ecommitとしてインターンを受け入れるにあたって、「本気で迎え入れる」ということは言葉では分かっていましたが、実際受け入れするにあたって「少しでも体験する(してもらう)」という発想から抜け出せていなかったのは、実は迎え入れ側である私たちの方でした。

 今回のインターン設定期間は3週間。最初の1週間は関東各地の静脈産業に関する施設を巡る静脈産業ツアーでスタートというものでした。若く、感性の強いインターン生はエコミットのある鹿児島に、静脈産業の重要性や今後の可能性を感じながらやってきていたはずです。迎え入れる私たちは通常業務をこなしつつ、彼らを迎え入れる日を迎えました。

国内営業部には3名のインターン生が配属となり、新入社員を迎えるような気持ちで受け入れました。最初の1,2日目は残りの2週間を無事に過ごせるようにプログラムに必要な情報を伝えたり、実際の業務に携わったりしていただきながら1日を過ごしてもらいました。

 今回のインターンで国内営業部が準備したプログラムは2つ。ひとつは新規事業であるリビルディングセンター設立のための事業計画を立案すること、もうひとつは既存事業の家電の卸販売のスキームを使って販売手法を考え、実際に販売することでした。

このプログラムを作るときに気付くべきでした。たった2週間で目的を達成し、その発表を行わなければならないということは、インターン生、そして迎え入れている私たち双方が「本気に」ならなければ、インターン期間の3週間が無駄となる可能性があることを。

社長の一言で気づかされた私たち

 オフィスでのインターンがスタートして3日目。部内のミーティングの中でインターンの状況報告をする時間がありました。それまでの報告を聞いていた社長からぽつりと一言。「皆さんは、インターン生が来てくれたこの3週間を無駄な時間で帰すつもりですか?」

私たちはハッとしました。インターンを迎え入れようと課題を考えるところまでは本気だったはずの私たちは、迎え入れた瞬間に「少しでも体験してもらおう」というスタンスで接し、彼らが本気になれる環境を作り出せていなかったのです。そこからインターン生と私たちの本気のインターンが始まりました。

私たちもメンバーになる。今後の事業に継続するものを作ろう。

まずは私たちから彼らにメッセージを伝えることから始めました。

「今回のインターンプログラムの事業計画や販売手法は、今後の自分たちの事業に必ず生かすものとしたい。だから自分たちもメンバーとして認めてほしい。」

インターン生にも熱が伝わり、それぞれのプログラムは一気にプロジェクトへと昇格し、私たちがインターン生に要求するレベルも通常業務のチーム内で要求するレベルまで一気に上昇しました。しかし、インターン生はへこたれることなく、その要求をコツコツとこなしていきました。

本当は「何故ここまで」という気持ちはあったのかもしれません。でも、同じプロジェクトメンバーとして精一杯頑張っていたのだと思います。それを感じるようにインターン生からの要求も現実的で必要なモノばかりへと進化していきました。

インターン生より緊張した発表会

 インターンの締めくくりは役員と社員を前にした成果発表会。直前まで資料の訂正やプレゼンの練習などを行い、発表会に参加しました。自分のかかわっていたプログラムメンバーの緊張の面持ちを見ているとこちらまで緊張し、終わった時の安心感は自分たちがプレゼンを終えたような感じでした。このような経験がインターンを通じて経験できたのは初めてだったと思います。


本気でインターンを受け入れて感じた3つの手応え

 インターン生との短くて熱い2週間を書いてきましたが、今回の経験が私たちを大きく変えたことは間違いありません。

一つ目は、相手を本気にさせるためには自分から本気にならなければならないこと。

書いてしまうと当たり前のことのように感じますが、本当に何かを成功に導くためにはいかに自分たちから「本気」になることが必要なのか?ということを感じました。

二つ目は「本気」になるためには時間を作ることが必要。即ち業務効率化と表裏一体だということ。

受け入れた後に「少しでも体験してもらおう」というスタンスになったのは、私たち向かい入れるメンバーが無意識で日常業務とのバランスを考えてしまったからだと思います。インターンには国内営業部全員がかかわってもらったのですが、意識を変え、本気でインターンに携わるようになった後は、部内の一人一人がプロジェクト(インターンプログラム)のための時間を作ろうと日常業務の効率化を考え、真摯にインターン生に向かっていました。インターンが終わった後もそのスタンスが継続しています。

三つ目は若手メンバーが業務に対しての態度が成長したこと。

学生であるインターン生がプロジェクト内で活躍する姿を見て、大きな刺激があったのだと思います。部内だけでなく、社内の若手メンバーの雰囲気が大きく変わりました。成長しよう、成長しなくてはならないという意識が芽生えたのだと思います。


以上が受け入れた私たちが成長したと実感できた3つの手応えとなります。インターンをあくまで就業体験に終わらせるのではなく、インターン生に本当にビジネスを経験してもらい、人生の中での気づきや出会いの時間にしてもらうものはもちろんですが、受け入れる側も成長や気づきの時間とすることで、お互いの成長の機会とできると感じました。

最後に

インターンが終わった後、インターン生と我々が作り上げた事業計画は、その計画を基礎として、現在、本格的な社内プロジェクトとして、他の部署を巻き込みながら進んでいます。今度はインターン生が残した課題を私たちが形にして、彼らに届ける番となりそうです。

この記事を書いたライター

吉留大輔

国内営業部サブマネージャー

吉留大輔

1977年生まれ。鹿児島県出身。一橋大学卒。20代は関東で会社員、30代は地方政治へのチャレンジを経て、(株)ecommitに入社。現在、国内営業部サブマネジャー、人事採用担当を拝命。10年のブランクがある自分を迎え入れてくれた会社に感謝し、周りの方々を巻き込みながら日々楽しく業務を行なっている。尚、日々の元気の源は「かりんとう」。 

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