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福岡在住の僕が鹿児島の会社に定期訪問する中でみえたデュアルワークのヒント

吉居大希
取締役 経理部長・人事部長

2019年04月22日

副業時代新しい働き方

ecommitは鹿児島の薩摩川内市に本社がありますが、

僕は今でも福岡在住で毎週1日か2日新幹線でecommitに通勤しています。

通勤時間は家を出てから会社まで約2時間15分。

ecommitにジョインしてから3年3か月、

ほぼ毎週そんな生活を行うことで見えてきたメリット、デメリットをまとめてみました。

まずはメリットについて。

1つ目は、都会にすみつつ地方にも貢献できることだと思います。

私がそうであるように、東京や大阪、福岡などの都市で働いている地方出身者で

なにかしら地方(多くは地元)に貢献したいと考えている人は多いと思います。

しかし、

  • 都会に住んで便利な生活を楽しみたい
  • 地方に住むことに家族の反対がある
  • 地方に働きたい会社がない

などの理由で、実際に地方に戻る人はほとんどいません。

もし戻るとしても、

定年近くになって子どもが独り立ちし、金銭的な問題がなくなったことをきっかけに、

本当にやりたかったことをやるために移住する人がちらほらいるくらいで、

バリバリ仕事を行う20~40代のハイスキル人材は

都市部と比較して圧倒的に少ないと感じています。

一方で、地方にも人材同様に数は少ないものの、おもしろいベンチャー企業はありますが、

これはベンチャー業界にアンテナを張っていないと中々見つけられません。

そのせいもあるのか、地方のベンチャーは都市部のベンチャーよりも色を打ち出していかないと採用が難しいです。

都会に住みつつ地元に貢献したい人と、人材を求めているおもしろいベンチャーをつなげる方法として、デュアルワークが一つの解決策になるのではないでしょうか。

2つ目のメリットは、やるべきこと、やらないことの明確化。

現場にいる時間が限られるからこそ、会社にいる時にやるべきことを明確にして

遠隔でもできることはやらないようにしなければならないという強い意識が生まれます。

また、会社でやること、リモートでやることの分別だけでなく、

私がやるべきこと、メンバーにお願いすることの分担を明確にすることができます。

人間、長い時間働こうとすると、どうしても生産性が落ちてしまいますが

時間が限られることで創意工夫が生まれ、無駄を排除し、生産性が向上していきます。

次に、デメリット。

まずは、移動に時間がかかることが挙げられます。

例えば、福岡―鹿児島間も、新幹線により早くなったとはいえ、

片道1時間20分は新幹線に乗っているため、移動時間を無駄にできません。

移動中でも、ネットがつながる時にはオンライン業務、

ネットにつながらない場合に行うオフライン業務をすると決め、

移動時間を無駄にしないような対応が必要です。

このように移動時間を有効に活用できないと、移動時間のデメリットを感じるようになります。

2つ目は、仲間との信頼関係の構築が難しいこと。

チャットツールやテレビ会議システムなどの、遠隔で業務を行うための便利なツールが一般的になっていますが、

接続不良、資料の見にくさで話し合いがうまくいかないことも良く発生します。

そのようなストレスが少しづつ積み重なることや、

対面で行うちょっとした雑談、業務指導、フォローなどがタイムリーに行われないことで、信頼関係が築きにくくなります。

遠隔だからこそ、強く意識して日々のコミュニケーション、業務指導、フォローを行わないといけないですね。

以上が、私が福岡と鹿児島の2拠点で働くことにより分かったことです。

このような働き方は家族の理解を得るのが大きな壁となりますが、

都会に生活の拠点を置きながら、週の何日かを田舎で仕事をすることで、

地方の会社から地方を元気にするという、非常に大きなやりがいを感じることができると思います。

私も現在の2拠点生活を楽しみながら、

いつか地元である佐世保にあるおもしろい会社のお手伝いを、福岡を拠点にしつつできたらいいなあとアンテナを張っています。

この記事を書いたライター

吉居大希

取締役 管理部長

吉居大希

1984年長崎生まれ。工学部で大学院に進学するも、公認会計士になることを決め、試験に合格。大手監査法人勤務を経て、タイにわたり日系企業向け会計事務所へ。現地責任者を経験したのち、帰国したタイミングでecommitに誘われて合流。現在は取締役管理部長を務める。元ラガーマン。普段は温厚だが、海外旅行中に社長へはたきこみを決めた話は有名である。

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