東日本エリアマネージャーの成田です。
2013年にパートとしてecommitに入社し、2017年に東日本エリアマネージャーとなりました。
現在は東日本エリアにある営業所の損益管理や、各部門の取りまとめを行っています。
今回は、そんな私が「エリアマネージャーになるまでに乗り越えた3つの壁」について書きます。
ぜひ社内スタッフの方に読んでいただけたらと思います。
① 海外のお客様とビジネスをする難しさ
私が入社した頃の東京営業所は、構内 作業スタッフ2名、RA(リユースアドバイザー)2名でのスタートでした。
人数が少ないこともあり、雑貨選別・コンテナ積み込 み補助・衣類プレス・軽い事務作業と、平たく何でもやらせてもらいました。
その中で特に難しいと感じたことは、海外のお客様にコンテナを出荷すること。
海外に向けて出荷したコンテナへのクレームがあり、いきなり出荷がストップ。行き場のない家具や衣類で、どんどん倉庫が埋まってしまいます。
直接顔が見えない距離のお客様へ商品を売ることの難しさに苦戦しました。
② 売り上げを上げて設備を整える
ネスティナー(家具を保管する棚)もない。立米 BOX(衣類を入れる物)もない。カゴ 台車もない。トラックも 2 台からスタート。プレス機もない。
売り上げを出し、仕事のしやすい環境を整えていくことの難しさは、今思えばかなり大きな壁でした。
その分、少しずつ設備が整っていく喜びも大きかったです。
だからこそ、今ある備品やカゴ台車、ト ラックなどは皆さんに大切に使ってもらいたいと切に思っています。
③ 国内販売へのチャレンジ
トラックによる回収品の荷下ろしをしている中で、「いつか売れるかもしれない」と、まだまだ使えそうなものを抜き取り、許可をもらって倉庫に保管していました。
その頃は、現在のようにネットでの販売を行っていなかったため、かなりの国内向け商材たちが行き場をなくしていました。
そこで、社長や春風部長に許可をいただき、フリマに出品を提案することに。
提案の意図は、この2つでした。
・海外のお客様に売るのが難しいスノーボード、スキー、ブーツなどを中古品として販売し、産業廃棄物を少しでも減らすこと。
・エコミットのパートナーとなってくれる業者や販売先を見つけること。
実際出店してみたところ、思いのほか、たくさんの商品が売れました。
一度はいらないと選別された商品がもつ価値、その価値を感じた自分の感覚が間違っていなかったと確信出来た瞬間です。
そして、その日フリマで出会った会社は今でも取引先として、エコミットの商品を買ってくださっています。
国内で売れそうなものを集めて、フリマを開いてみる。
壁、というわけではないかもしれませんが、私にとっては大きな挑戦でした。
以上が、私がエリアマネージャーになるまでに乗り越えた3つの壁になります。
今後は、自分の不得意な部分を逃げずに立ち向かっていくことが目標です。
得意分野ばかり伸ばすのは別に悪いことではないですが、やらずに逃げるよりも、やってみて答えを出すのも悪くないと感じるこの頃です。
この記事を書いたライター
株式会社ecommit
東日本エリアマネージャー
成田絵里
青森県出身。高校卒業後は、パティシエ、車の用品店スタッフとして働く。結婚を機に東京へ。フォークリフトに乗りたいと思ったのがきっかけで2013年に株式会社ecommitにパートとして入社し、雑貨や衣類の仕分けなどを担当。現在は東日本エリアマネージャーを務める。「ゴミ屋と思われない会社に」という信念のもと、東日本をかけ回る敏腕マネージャー。