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Before ecommit〜梅澤航大〜 vol.2

梅澤航大
株式会社ecommit 国内営業部サブマネージャー

2020年02月05日

学生学生社員新しい働き方海外起業

こんにちは、株式会社ecommitの梅澤です。

前回のVol.1に引き続き、ecommitに入社するまでの経緯を書かせていただきます。

Vol.1を読まれていない方は是非こちらからお読みください。

カンボジアに語学学校を設立

カンボジアに到着後、人材派遣かツアー会社を設立しようと考え、準備を進めていました。

でも、村のみんなが日々の生活に一生懸命に生きているのに、外国人がいきなり来てビジネスをするのは、本当に地域のためになるのかと思い、アニキと話し合って、まずは「教育」という軸に絞ることに。

外国人観光客が多いカンボジア。外国語を話せることで仕事に就きやすく選択肢も広がり、収入につながると考えたからです。

アニキの家の庭に、村人の協力を得て小さな語学学校を設立しました。アルバイトで貯めたお金とアニキとの共同出資です。

授業形態は英語の授業と日本語クラスの授業で、教師を3人雇いました。

アニキの夢

無料で語学を学ぶことができる場所を作るのがアニキの夢でもありました。

彼は「この夢をどうしても叶えたかった」と、この前日本に来た時に話をしました。なぜなら、彼が貧しくてお金がない家庭のころ、フリースクールで日本語を一生懸命学び、現在ツアーガイドとして仕事をしているからです。

「そこで日本語に出会わなければ、今家族を養えないし、仕事もなかった。だから、自分が生まれ育った裕福ではない村に語学学校を建てて自分のような人間を増やすことに意味がある。」

「自分が幼いときに通っていた学校は1年半で廃校になってしまったけど、日本人に本をもらって独学で日本語を勉強して今の仕事に就いた。フリースクールに通ったときから15年経っても、日本人の先生の名前を全員覚えています。」

この話を聞き、私は教育支援が形となり、恩返しをしようする彼に感動しました。

クラウドファインディングへの挑戦

日本から海を超えて遠く離れたカンボジアの村で、日本語を勉強し将来収入を得る為に頑張っている子供たちがいること。

それをたくさんの人に知ってほしく、帰国後はクラウドファンディング を始めました。

目標は学校を継続していくために教師への人件費を集めることで、活動中たくさんの方に応援して頂き、1ヶ月で目標の3倍以上の支援金が集まりました。

様々な方がアドバイスをしてくださり、人からお金を預かる以上、この村のためにより良い教育環境を整えたいと決意しました。

クラウドファンティング 後はカンボジアにすぐに渡り、活動で集まった支援金について村長、保護者を集めて話をしました。これで教育が続くと安心したのも覚えています。

支援してくださった方が学校に来てもらえるように、名前が入った木札を作り学校に並べたりしました。

クラウドファンティング は成功しましたが大きな課題がありました。それは、支援金が尽きた時に学校が継続できなくなることです。

私はもう一度クラウドファンティング をして資金を集めるという考えにはなりませんでした。なぜなら、支援者ありきでは組織が自立できないと考えたからです。

本当の意味の支援は「現地の人が自立するまでサポートすること」だと思います。そこで、村の人たちで資金を集めて自立できる仕組みづくりを始めることにしました。

はじめに思いついたのは、似顔絵を空港や観光地で描いて資金を集めるというアイデア。日本で似顔絵を描いている先生を連れて、保護者と高学年に絵を教えました。ただ、様々な課題があり、なかなかうまくいきませんでした。

ecommitとの出会い

自立モデルを悩んでいる中、鹿児島のラジオ番組に出演させていただくことに。そこでecommit取締役の永山さんに出会い、ecommitの事業について教えてもらい、大変興味を持ちました。

Radio Burnに出演させていただきました

後日、オフィスと営業所を見学中に川野社長に出会い、

日本のリユース品が海外で役立っているが、それはモノの延命でしかなく、いつかは役目を終えて現地ではゴミになってしまってしまうこと。

ecommitが目指すのは、現地で送った商品を再資源化して、新品の生産ラインでまた新しく商品を作り、それを日本に輸出し、古くなったら回収をして輸出し海外のユーザーに使ってもらう、この大きな国際循環をつくること。

など、いろいろなお話を聞かせていただきました。

特に感銘を受けたのは、大量生産、大量消費や廃棄物の問題を「ビジネスで解決しなければならない。なぜならお金がないと継続ができないから」という言葉です。やはり、社会貢献もボランティアも、事業を継続していくためには、仕組みとお金が必要だと感じました。

会社を見学し食事をした後に、「ここで学んでからカンボジアにチャレンジしないか」と誘いを受けました。

私は二つ返事で「お願いします」と返答しました。

直感でした。あまりの即答に永山さんが驚いたのを覚えています。

一応、周りの関係者にも相談してから正式な返事が欲しいとのことで、アニキに相談して承諾をもらい、事故をした3年後の8月24日に入社させてくださいと返事をしました。

長くなりましたが、ここまでが、私の「before ecommit 」です。

おわりに

この会社で、私が入院中に立てた3つの方針

「もっと世界を見てみたい」「いろんな人の話を聞きたい」「様々なことに貢献したい」 がecommitを通して叶っています。

また、カンボジアには半年に1回訪問し、ecommitと両立しております。

今月で入社して2年になります。

エコミットに入社してまだまだ理想と現実の差がありますが、入社当時に比べて急速に埋まってきています。スタッフもどんどん増え、私が所属している国内営業部は少ない時の4倍くらいになりました。

ここで頑張ったらどんな未来が見えるのかワクワクします。

慌ただしい毎日ですが、せっかくの1度きりの人生を楽しみながら、今後も日々成長していきたいです。

ではまた!

この記事を書いたライター

梅澤航大

株式会社ecommit
国内営業部サブマネージャー

梅澤航大

1994年鹿児島生まれ。交通事故での長期入院をきっかけに後悔のない人生を送ることを決意。大学を休学しバックパッカーと留学を経験したのち、カンボジアで400人規模の日本語と英語が学べる語学学校を設立し、現在も運営に携わる。教育環境充実のためクラウドファンティングに挑戦し、開始1ヶ月で目標金額の2倍以上の資金調達に成功。活動時のラジオ番組で取締役の永山に出会う。ビジネスモデルに共感を受け、活動を継続をするためにビジネスを学ぶことが必要不可欠と感じ、ecommitに合流。ecommit学生社員第1号。外見は実年齢の10歳上に間違われることが多い。

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