はじめまして、沖縄大学人文学部国際コミュニケーション学科の登川仁至です。
私は2019年10月から2020年3月までの約6ヶ月間、大学を休学し、株式会社ecommitで学生社員として働かせていただきました。今回は「学生社員のススメ」というテーマで、その経験をご紹介します!
夏のインターンを経て学生社員へ
学生社員になったきっかけは、長期のサマーインターンへの参加です。
▼インターンの様子は、こちらのインタビュー記事をご覧ください!
https://www.wantedly.com/companies/ecommit-kandk2/post_articles/191336
このインターンは自分にとって「何を考えて、どんな選択をして、何を学んで、今後どうなりたいのか」、自分の立ち位置を知る機会で、プロジェクトに全力で取り組みつつも、現在の自分や未来について考えていました。
そんなとき、「インターン後、学生社員として働いてみないか」とお誘いいただきました。
もともと環境ビジネスを学ぶためにサマーインターンに参加したこともあり、このまま学生社員として働くのは、良いチャンスだと思って返事をしました。
それから、薩摩川内市にある男子寮へ引っ越し、学生社員としての半年間がスタートしました。
国内営業からIT推進部へ
当初は国内営業部に所属する予定でしたが、すぐにIT推進チームに異動することに。
というのも、業務の一環として参加したITチームのミーティングで「人手が足りなくて進まないプロジェクトがあるから、興味があればチャレンジしてみないか」と声をかけてもらったからです。
「IT技術が、どのように環境ビジネスに使用されているのか知りたい」と思っていたので、そのプロジェクトを担当するタイミングで、ITチームの一員となりました。
僕が任されたのは、中古の農機具をメインに取り扱うecommit機械事業部で、商品の在庫管理をおこなうアプリの作成です。
もともとITにも興味があってプログラミングの勉強もしていましたが、実務は未経験。まずは2週間ほど研修を受けてから実務に入りました。
それから、実際にアプリを使うチームについて業務理解をおこない、実際にアプリの開発に入りました。アプリがなんとか形になってきたらテストを繰り返し、現場にシステムを導入する、という流れです。
半年間を振り返ると、正直、しんどいことも多かったです。
それでも、未経験者の自分がアプリを開発し、現場に導入するまでできたのは、上司であるIT推進チーム・中島さんの存在がかなり大きいと思っています。丁寧に、根気強く指導していただきました。
また、質問したことだけでなく、「どう考えるべきか、どうしてそうなったのか」まで一緒に考えてくれたおかげで課題解決のプロセスが身につきました。
とても感謝しています。
卒業
この半年間の収穫として、「自分が携わったシステムが実際に役に立っている」という実感を得られたことが大きいです。
実際にシステムを導入した機械事業部で、業務効率化につながり、スタッフの作業負担が減ったという声とデータを得られ、満足のいく結果となりました。
その一方で、「相手が納得いくようなデータをとり、しっかりと分析する」という点では、まだまだ自分に足りておらず、今後必ず身に付けたいと思っています。
最後に
学生社員として働いた6ヶ月間は、インターンとはまた違って様々なことを肌で感じましたし、業界についても学べて、とても良い経験でした。
ですから、自分にとって、「学生社員」はプラスになる選択だったと言えます。
ただ、必要な経験は人それぞれ違います。
私は、「環境ビジネスを構築している現場を知りたい」という目的があり、そこに学生社員というチャンスが偶然あって飛び込みましたが、
もし、この記事を読んでいる皆様が、「成し遂げたい、知りたい、興味がある」ことに挑戦できるチャンスがあるなら、とにかくやってみることが大事だと思います。
その一つの選択肢として、学生社員に挑戦する人がいれば、陰ながら応援できればと思っています。
この記事を書いたライター
特別寄稿
「未来につながる働き方」「未来をつくるプロジェクト」「未来をいきる組織づくり」についてお届けするC-LOG。ここでは様々なフィールドでご活躍されている皆様に執筆いただいた原稿を「特別寄稿」として掲載していきます。