初めまして、新入社員の東別府 心(ひがしべっぷ しん)です。
私は2020年10月から約半年間の現場研修を経て、2021年4月に正社員として入社しました。ありがたいことに新入社員としてブログ執筆の機会を頂きましたので、今回は私がecommitに入社するまでの経緯と、新入社員としての意気込みを書かせていただきます。
遅すぎる就活スタート
このブログに辿り着いた就活生に先に断っておくと、私の就活は参考にならないと思います(笑)
というのも、私が就職活動を始めたのはなんと大学4年の7月です。周りでは公務員志望の人以外はほとんど就職を決めている状況でした。
4年の7月末に就活を始め、9月初めにecommitに内定を頂き、10月中旬から研修を始めるという怒涛の数ケ月で、これを聞けばお分かりの通りまともな就活をしていません(汗)
軽い気持ちで試験勉強
なぜそんなに就活のスタートが遅かったかというと、実は当初私自身も公務員志望だったからです。「志望」というと語弊があるかもしれません。正しくは「公務員になるつもりだった」でしょうか。
「志望」ではなく「なるつもり」だった背景は割愛しますが、簡単にいうと世間体を気にしていたわけです。
公務員になりたいという強い意志はありませんでしたが、公務員試験に向けて勉強し始めたら周りは応援してくれたのでそれが嬉しくて頑張る気にはなっていました。
アンガージュマンとの出会い
大学で哲学ゼミに所属していた私は、卒業研究でサルトルという哲学者の文献を取り扱っていました。サルトルの研究を進めていく中で、私の就職への思いを変える考え方に出会いました。
それが「アンガージュマン」です。
アンガージュマンengagementはサルトル用語のフランス語で、「或る選択を主体的に行うこと」という意味があります。
わかりやすく言うと、「何事においても、周りに流されずに自らの意志で選択する」ということです。
アンガージュマンの概念に出会ったとき、ハッとしました。
私は就職において周りの目ばかりを気にし、本当にやりたいことに向かっていないことに気付かされました。
卒業研究でサルトルの言葉に出会えたおかげで、本当にやりたいことをするために就活を始めることができました。
就職活動の軸
先にも書いたように、4年の7月末とかなり遅い時期から始めた就職活動でしたが、就職活動の軸として「ベンチャー企業で若手のうちからバリバリ働きたい」という思いがあったので企業探しにそこまで時間を要しませんでした。
高校時代に縁のあった企業の代表の方に、この軸を伝えるとすぐに複数の企業を紹介してくださいました。
その中にあったのが、ecommitです。
正直、当時はベンチャーならどこでもよかったですし(もちろん今はecommitでよかったと思っています)、ほかに内定もなかったのでecommitに内定を頂いた時は悩むことなく入社を即決しました。
実は内定を頂いた次の日に公務員試験の合格通知が届いたのですが辞退しました。
予想通り周りにはもったいないという声を浴びせられることもありましたが、「自らの意志」によってこの道を選んだことに後悔はありません。
入社前の現場研修
9月に内定を頂いてすぐ、「入社前に研修を兼ねて現場でアルバイトをしないか」というお話を頂きました。
4月から正社員として働くことが決まっている会社ですから、それまでに経験を積むことができるというのはとてもありがたいお話でした。
10月中旬からECOBASEでの現場研修が始まりました。
約半年間、ECOBASEでは店舗スタッフとして商品の陳列や品出しを中心に、時には民間企業や一般家庭からの廃棄品回収などリアルな現場の仕事を経験させていただきました。
また、研修の一環としてDIYワークショップの企画運営を担当させていただき、そこからも多くのことを学ぶことができました。
現場研修を活かして、これから。
3月からは国内営業部に移り本社オフィスでの研修が始まり、4月1日に正社員として入社しました。
国内営業部としては2ケ月しか経っておらず、まだまだ会社の事業や意義を知る段階ですが、現場での経験があることが国内営業部内での私の一番の強みだと思っています。
現場で学んだことを営業に活かし、早く会社にとって、そして環境にとってプラスの存在になれるよう精進してまいります。