つながれば、価値が生まれる。

ECOBASEについて ~ただモノを売る場所を作りたいわけじゃない~

代表取締役社長

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すでにプレスリリースなどで色々と報告させていただきましたが、この度、薩摩川内市水引町にある鹿児島営業所にて新規事業を展開することになりました。

本日はその新規事業ECOBASEについて少し説明をしたいと思います。

長文になりますが、最後までお付き合いいただけると嬉しいです。

 

好きなことを仕事に

実は、当社は8月17日で創業13周年を迎えました。この13年間を振り返ると本当に色々な出来事があって、ここにはとても書ききれないので、その話はまた別のブログでお伝えしたいと思います。

ここで紹介したいのは、ECOBASEという事業が、実は僕がずっとやりたかったことでもあり、さらに、初めて自分の趣味の領域(好きなこと)を仕事にできたということです。

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本来、僕は趣味を仕事にしない方がいいと思うタイプですが、それでも今回やろうと決意した理由はふたつあります。

①満を持して訪れた機会だったから

僕はもともと古いものが好きでした。古いスピーカーやラジオ、ミシンなど個人的にも色々所有しており、出会った瞬間にこのタイミングで手に入れないともう二度と会えないであろうアンティークたちにとても愛着が湧いてしまうのです。(モノが増えて妻に怒られますが(笑))

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また、そのなんとも無駄のないシンプルなデザインや昔のロゴマーク、そしてそのモノの作り手、大切に使われてきた使い手とそのシーンを想像すると、とても豊かな気持ちになります。

 

そんな僕ですが、創業当初は好きとか嫌いなどではなく、とにかく必死に、生きるための糧としてリユース・リサイクルを事業にしてきました。

ecommitの前身「K&Kリユースジャパン」創業当時の写真です。
ecommitの前身「K&Kリユースジャパン」創業当時の写真

農機具、家電製品、家具、雑貨、古着などあらゆるモノを引き取り、国内・海外での販路開拓を行いました。

また、量販店やリユースショップ、企業のオフィス、自治体のクリーンセンターなどあらゆる排出元から不用品として出てくるものたちの中からまだ価値あるものを救い出す仕組みを構築してきました。

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はじめは単に飯のタネであった仕事も、年数を重ねるごとに世の中においての重要性を感じるようになると同時に、世の中にはあまりにももったいないモノが多いことにも気が付きます。

職人さんが丹精込めて作ったものは、もう二度と同じように作られない。

誰かが大切に使ってきたモノが今この瞬間にも大量に失われてしまっている。

しかも大半がごみとして燃やされ、地中に埋められてしまっている。

自分と同じように、このモノたちに愛着を感じる人たちが沢山いるはずなのに、なぜこのような「もったいない」があまりにも多いのか?

そうだ、次の人へ継承する場が少ないんだ。

あったとしても継続的な調達が難しい、物流などのインフラ構築が難しい、うまく販路を作れないなどの理由から途中で断念される方が多いんだ。と思ったのです。

この13年間、さまざまなモノに出会い、発生場所を開拓し、リアル、オンラインともに世界中に販路を作ってきた僕らなら、もっと幅広く多くのもったいないモノを救い出し、循環させていく事業が実現できるんじゃないだろうか?しかも、これは、僕らの理念である『本当に世の中に役立つ環境ビジネスを追及する』そのものではないかと。

もともと古いものが好きだというベースと、創業から今までの経験と作り上げてきたものが組み合わさり、そこまで強く意図したわけではないのですが、ごく自然に(もしかしたら必然に)満を持して訪れた機会だと感じています。

 

②危機感から今やらなければいけないと思ったから

ここ数年の自然災害の頻度、規模ともに増加している実態に非常に危機感を覚えています。

自然災害と人類が起こしている環境負荷についての紐づけは直接的には解明にされていませんが、『環境に悪い』ことはわかっている。

であれば、少しでも悪いとわかっていることを止めるか減らすことに、いま取組み始めるべきだと考えています。

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身近にあるごみの問題に取り組むことによって、環境活動全体に波及していくことが出来れば、結果的に大きな力になるのではないかと考えています。

問題はいかに多くの方にごく自然に参加してもらうかです。

入口は、「おしゃれ」「かっこいい」「便利」「安い」というもので良いと思います。救い出されたモノを買うことで、気が付いたら環境保護活動に参加している、環境意識が高くなっているという状況を作り出し、ECOBASEが身近なごみ問題に触れ合う環境活動のきっかけの場になればと考えています。

 

テーマは「環境と経済の両立」

ECOBASEは、誰かが不要と判断し手放したものを、まだ価値を見出してくれる方に繋ぐ場所です。

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ものが次の人へつながっていくことで、一つでも多くごみになってしまうものを減らし、価値に見合った利益を得ることで環境も経済も両立するという好循環を生み出したいと考えています。

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『ごみが減って環境が良くなる』というきれいごとだけでは継続できません。継続できないと本当に世の中にとって良いことだと言えません。

この事業では、適正なモノの価値を決め、その価値を感じていただける方にしっかり繋ぎ利益を得ることで、環境と経済の両立ができる体制を継続的に拡大していくことをテーマとしています。

 

文化を広める場所

タイトルにもあるように、ECOBASEはただ中古品を売るだけの場所ではありません。

前述の通り、しっかりと継続できる事業にするためには、当然ですが、お客様に商品を買っていただかなければなりません。ですが、普通のリユースショップのようにただモノを売るだけの小売店ではなく、環境活動のきっかけの場にしたい。

まずは一人でも多くの方にリユース品の価値、それもお客様それぞれの価値を見出してもらいたいと思っています。見て、触れてもらうことで、おしゃれだなとか、かっこいいなとか、楽しいなと思っていただけたら大成功。もう環境活動の入り口に入っていると思います。

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ECOBASEを通して僕らが目指すものに少しでも共感していただいて、モノを大切にそして長くおしゃれに使うという、ある意味『文化』を広めていきたいと考えています。

 

乞うご期待

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現在のECOBASEの完成度は40%程度です。9月5日がグランドオープンですが、恐らく50%程度までしかならないと思います。

中古品という特性から、製造業のようにほしい商品を欲しいときに仕入れられるわけではありませんので、いかに救い出せる場所を増やすかが鍵になります。多くの方にご利用いただければ、その分多くのものを救い出し、魅力ある商品を増やし、ごみを減らすことができます。

これからも毎日のように新しい商品が増えていきますのでその進化の過程を楽しんでいただければと思います。

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また、もう少し涼しくなったら様々な講師をお招きして環境ワークショップやDIY講座、環境映画祭などなどイベントも実施していく予定です。

このECOBASEで皆さんと一緒に少しでも世の中のもったいないを減らし、環境活動を広めていくことができれば幸いです。

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ほかにも色々とECOBASEの魅力についてもお話したいのですが、あとはぜひ足を運んでいただき、ご自身で発見してほしいと思います。また商品の発生場所や使い手のストーリー、使い方のアイデアなどお気軽にスタッフにお声掛けください。よろしくお願いいたします。

長文にお付き合いいただき有難うございました。

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